4回目の救急搬送、始まりはこちらから。
グレ夫がCTを撮ってる間、
娘と2人ぼんやり待合室に座ってる。
他には誰もいない。病院のスタッフだけ。
、、、ん？
こんなに空いてるのに
なんで電話繋がらなかったんだろう？
グレ夫を運んでくれた救急隊は
ついさっき帰って行きました。
J病院、いま満床で
もしグレ夫が手術とか入院とかだったら
別な病院へ移動するかも、と言われていたので
グレ夫の状態がわかるまで
待っていてくれたのです。
、、、もしや。
満床だから？だから電話に出なかったの？
どうせ受け入れができないから
診もしないよってこと？
、、、なんだかもやるわねぇ。
(花芽がもうひとつこんにちは)
CTではやはり異常なし。というか
異常はいっぱいながら前回と変わりなし、で、
てんかんの発作を抑えるという薬が
処方されました。
でもさ、、
今までの2回は頭を打った直後に発作が出たよ。
頭部打撲のあとの痙攣は1回のみ、らしいよ。
まぁ今回は頭を打ってないのに
こんなことになっちゃったけど、、
でも、キムタク先生(J病院の主治医ね)は
繰り返し発作を起こすようになって
初めててんかんだと言える、って言ってた。
今回みたいなことが続くようになって
初めててんかんなんじゃないの？
しかしイケメン先生、
今までは倒れるところを誰も見てなかった、
意識を失ってから
倒れたのかもしれないでしょ？って。
確かに倒れるところは見てないけど
転倒した直後は意識があったよ？
痛い痛いってわめいてたもん。
意識がなくなったのはそのあと。
そうは言っても今日は頭は打ってない。
なにもないのに発作が起きて、
そしたらもうこれからはこんなことがないように
すぐ薬を始めるべきなのか、、、
薬を飲まないとまたこんなことが起こる？
起こるか分からないけど
起きたら困るから薬を飲む？
みんなどうしているんでしょう？
そういう人、いっぱいいるのかなぁ、、、
みんなすぐに薬を始めたのかなぁ。
発作の起きるタイミングによっては
すぐさま命に関わるもんね、、、
「なにか聞きたいことはありますか？」
と、イケメン先生に言われたけど
分からないことばかりで
聞きたいことがまとまらず、、、
1週間後の受診のときまでに勉強して考えます。
あ、杖忘れて来ちゃったんですよ、と
帰り際に先生に話します。
車、エントランスまで入ったらダメって
さっき警備員に怒られちゃって、、歩けないのに。
「あの人たちは許可を得てるって言えば、」
「なにも言わないから、そう言っていいですよ」
「エントランスまでは車椅子で行きましょう」
そうしてわたしは車を取りに行き、
エントランスの目の前の
救急車の駐車場から少し離れたところに
車を停めたら
あっちの方から事務員らしき人がやって来ました。
ありゃ、、また怒られるのかな？
「救急で来た方ですよね？」
「駐車場の方まで入っちゃってください」
いまいる場所は狭くなってるから
返って救急車が入りづらくなっちゃうんだって。
「エントランスの前まで行って大丈夫ですよ」
「その方が良いんです」
ほら見たー、、あのクソ警備員！
家族が救急車で運ばれて心が乱れまくってる人に
上から目線のあの態度。
今度会ったら覚えていろよ？
って、、
もー救急で来たくないわー。会いたくないわー。
自宅へ帰り着いたのは22時半を回ったころ。
たくさんの人が入ったリビングはぐちゃぐちゃ。
テーブルの上には食べかけた夕食が、、
こういうときは勢いつけて片付けないと
返って疲れちゃうんだよね。
車の中でグレ夫に言っておきました。
疲れた、とか言ってソファーに座り込まないでね。
さっさとシャワーして着替えてベッドへ行くよ。
「さっき着替えたのに？」
、、、それは覚えてるのね。
夕食を食べ始めたところから
記憶が途切れていると言ってたけど。
洗面室には失禁で汚れた洗濯物の山！
グレ夫をシャワーして全身着替えさせて、
やっと寝かせる。
洗濯物を手洗いして洗濯機へ放り込む。
その間に娘がリビングを片付けて
汚れた床を掃除して夕食を温めてくれたので
やっとやっとやっとひと息、、、、
思い返せば
今日は朝から職場の歯科は電話の嵐で、、、
朝からひと口のお茶を飲むひまもなく
急患、急患、急患、、、
疲れて帰ればまさかの家でも急患対応、笑。
わたしの体力すごいわ。
もうこんな目には遭いたくない。
グレ夫のあの真っ黒な目を見たくない。
薬、始めないといけないんだろうな、、、
キムタク先生と相談したい。
次の診察は誰が診てくれるんだろう。
