いわゆるオレオレ詐欺ってやつ？に
ころっと騙されちゃったグレ父とグレ母。
ことの始まりはこちらから。
母に警察に電話するように伝えたあと
今度はまた弟に電話します。
「オレ、今から実家行ってくるわ！」
「なんかあったら携帯へ電話して！」
弟はこういうときフットワーク軽くて、
本当に助かっています。
弟の家からの方がわたしの家からより
実家はずっと遠いんだけどね、、
「お姉ちゃんは無理しない方が良い、」
といつも言ってくれます。
ほんと持つべきものは頼りになる弟。
そしてこのあとまたすぐ弟から連絡が来て
実家に警察が到着したらしい、
父もお金を下ろして無事帰ってきたらしい、
だけど家にお金がある状態で在宅してると
危険なので
「警察署の方でご両親を保護します」
って言ってるらしい、、、
ええ〜！？マジで！？
両親、警察へ連行、、、
お金は家に取りにくることになっていたとかで
住所を教えてしまったので
詐欺の一味が強奪に来るかもしれないとのこと。
グレちゃんの頭を例の狛江の事件がよぎる、、
てか、連れて行くって、
あなたがた本当に警察の人なの？
信じて大丈夫？？
弟も同じ気持ちだったらしくて
「お姉ちゃんも一緒に行かれない？」
「おれ、そっちを回って乗せてくよ」と。
しかし、、、グレ夫に話すと
いや〜な顔をする、、、
急に留守番になるの、無理なのよ、、
出かけるときは前々から言っておかないと
不安になっちゃうんだよね、、
(2日前にも例の同僚のライブで留守番させたところだった、)
(夕飯はお弁当が食べたいと言うのでそれ風に用意したヤツ)
「そうだよね、分かった」
「大丈夫、オレ行ってくるから」
ごめんよ弟、、任せた、、
何もできないグレちゃん。
電話を握ってひたすらうろたえていると
今度は警察から電話がかかってきたよ！
「ご両親は警察署で保護しています」
「誰かが迎えにきていただけますか？」
あ、本物だったか。良かった。
そして続けて
「このまましばらく家には戻らない方が良い」
「最低でも2晩、別な場所で過ごしてください」
「できれば1週間程度」
「暗くなってから襲われる恐れがある、」
と言われる。
再びえええ〜っ！？マジで！？
ホテル探さないと？？
ホテルって、、父が言うこと聞くかしら、、
でも弟のウチに行くというのは
嫁さんいるし、気を遣って無理だろう。
わたしのとこは客用のお布団がないけど
でもわたしのベッド(クイーンサイズ)に
2人で寝てもらって
わたしはソファで寝るとか、、
どーする！？
グレ夫、うちの親しばらく泊めてもいい？
「、、、でもオレは、、、」
「グレちゃんの親に同情されるのは嫌だ、」
どグレ夫。
同情？？
うちに何日もいて、
グレ夫がどんな生活をしてるかをずっと見てたら
「やっぱり障害者だなー、って思うだろう、」
「富山のねーちゃんとこに行け、」
「って思うよ、きっと」
って、、、
またブログで盗み見したこと言って
ぐずぐずグレていや〜な顔してる。
障害者なんだからしょうがないじゃん、、、
って思うけど、ダメだこりゃ。
わたしも仕事に行っちゃう日があるし
お互い気を遣ってストレスになりそう、、、
弟に話すと
「大丈夫だよ、無理しない方が良い、」
「ホテルを探そう、」
ごめんね、、、姉ちゃん、全然役に立ちません。
せめてわたしがホテルを探すよ。
実家の近くのホテルにツインの空きがありました。
なんもないとこなのにさすがGW、
2泊で3万以上もしたわ、、、
弟が警察まで両親を迎えに行き、
宿泊に必要な買い物へ寄ってからホテルまで
送ってくれました。
銀行でおろしたお金は
警察署へ連行される途中で
警官に付き添ってもらって銀行へ寄って
入金したそうです。
全く、、、大ごとになりました。
分かりやすく詐欺なのに
子どもが口々に詐欺だ間違いないと言ってるのに
頑固に耳を貸そうとしない父、、
本当に困ったもんだわ。
「気持ちは分かるよ、」とグレ夫。
同じように甥っ子から電話があったら
助けてやりたいと思うだろう。
いま立派になっている甥だからこそ
自分を頼ってくれたら嬉しいんだよ、
なんとかしてやりたいんだよ。
なるほどね、、
でもさ、立派に育ってる甥っ子たちが
じーさん頼ってくるわけないんだよ。
そこ、判断間違っちゃダメだよね。
強情な親を持つと苦労します、、
みんなそうなのかしらねぇ。
はいはい〜って電話切っちゃっていたら
こんな大ごとにならずに済んだのになぁ。
幸い現金を奪われる被害はなかったけどね。
今後対策が必要と思われます。
