退院後にもSTのリハビリを続けるべき

高次脳機能障害の訓練施設の利用について

ケアマネと話したときに聞いた話。

 

ケアマネが担当している人のうちの何人かは

グレ夫のような脳卒中の後遺症がある

比較的若い人で、

高次脳機能に難がある場合が多いという。

それを改善するためのリハビリが

退院後も必要ですよ、と

病院で言ってくれると良いんだけど、

あまりそこを重視するお医者さんが

いない気がする、と。

 

歩くことや手を動かすことに

重きを置いている場合が多いので、

本人にどれくらい高次脳機能障害

残っているかが伝えられておらず、

そのリハビリが後回しにされちゃう感じ。

 

脳卒中になる人は高齢者が圧倒的に多く、

そもそも仕事に戻らなければ、などという人は

少ないので

日常生活に大きな差し障りがなければ良し、と

される傾向にあるらしい。

 

ケアマネが

この人は若いからこれからのことを考えたら

STのリハビリを続けた方が良いぞ、と思っても、

お医者さんがそう言ってくれないと本人も

PTやOTのリハビリばかりに目が行ってしまって

高次脳機能の問題が放置されてしまう、、

 

そしてグレ夫のように何かのきっかけで

(グレ夫の場合は免許更新ね)

ひどい高次脳機能障害があることが発覚して

愕然とするわけだね、、、

 

うちの場合は、入院したその日から

免許更新を1番気にしてることを

話しておいたのに

入院してる途中ですでにSTのリハビリは

ナシになり、

もちろん退院後にも必要ないと言われ、、

 

更新期限の半年前になって初めて

高次脳機能障害がかなり重いので、」

とか聞かされても

何もせずに過ごしたこの期間、

もう取り返しがつかないわけですよ、、

 

どうやらケアマネによると

この傾向はうちが入院していたH病院だけでなく

この辺りで1番大きな回復期リハ病院でも

同じような対応になっているらしい。

 

f:id:yugre:20240429205817j:image

(オーニソガラムかな?)

 

年金受給年齢も先送りされようとしている昨今

リタイヤ生活をしてる後期高齢者の人たちと

まだまだ現役を続けねばの40代50代の人たちを

一緒くたに考えているのはどうかと思うんだが、、

 

回復の見込みが薄いからと言う理由で

リハビリの継続について制限があるのは

医療費が増大してることを考えたら

仕方がないことだと思うけど

そもそもなぜ後期高齢者の世代と現役世代が

同じルールで制限を受けるのかが

とても疑問です。

回復の可能性は年齢によって左右されるはずだし

それに保険料だっていっぱい払ってるのよー

現役世代は。

もっと医療費使わせてくれよ!

 

って、文句言ってもどうにもならないんだけど、、

だからせめて病院の言うことを鵜呑みにして

STのリハビリをやめてしまうのは

絶対に止したほうがいい。

 

あああ、、

ずっとSTのリハビリを続けていたら

いまこんなじゃなかったかも知れないのになぁ。