(続)事件の顛末というかなんというか

はじまりはこちらから。

yugre.hatenablog.com

 

わたしやグレ夫にしてみれば

こいつはとんでもないヤツ!なんだけど、

娘は詐欺師の疑いが晴れたら

お付き合いしても良いかと思っているんだよね、

きっと。

「ほんとに嘘なのかなぁ」

「そんな感じではないんだけどなぁ」

「どうすれば良いかなぁ」

、、だから騒がず怒らせず身元を確かめたいんだ。

 

お父さんの友だちが

おたくの会社のお偉いさんだと言いなさい。

お兄ちゃんは弁護士だと言いなさい。

そんなこと聞いたら

悪いヤツならビビって離れていくか、

ボロを出すんじゃないか?

 

「分かった」

「明日会うことになってるから言ってみる」

人がたくさんいるところで会いなよ?

気をつけなよ?

 

、、、だけどこれもうまくいかなかった。

「なんかもー分かんなくなってきた」と娘。

うまいこと言っていろいろ問い詰めてみたけど

効果なし。

社員証や保険証も見た。

「信じてもらえるならなんでもするよ?」

「親や職場の先輩に会ってみてくれる?」

とか言うらしい。

だけどまだ付き合ってもいないわけだから、

付き合ってくれるなら会わせる、って。

えー、危険。

 

そこからヤツは

国内海外取り混ぜた出張が続くとかで

2週間ほどお留守に。

そのあいだもLINEのやりとりは続いているようで

そのうち娘は

「騙しているとは思えない、、」

などと言い出してる。

詐欺師がその手腕を遺憾なく発揮している、とも

言えるけどねぇ。

、、、なんだかこっちも分からなくなってきた。

 

でもね、詐欺ではないとしても

◯◯のプロパーでないことは間違いない。

グレ夫の先輩に間違いがあろうはずもない。

だとしたら子会社のプロパー?

そこは嘘ついてることになるよね?

 

それ以外が全部本当だとしても

「嘘をつく人」であることは確定だ。

この先なにかあったとき、いつも

「嘘かも知れない、、」って思うことになるよね。

それでも良いの?グレ娘?

「そこな」

 

そして、、ついにXデーはやって来た。

それはヤツの誕生日。2人で会うと聞いていた。

お祝いのケーキを食べたあと、

「それで、、僕と付き合ってもらえますか?」

とヤツが言ったとき

娘は今しかない!と思ったそうだ。

「そのまえに聞きたいことがある」

実は◯◯の社員録に名前がないことを

両親は友だちから聞いてしまった。

どういうことなのか、

納得させてもらえる答えはあるか?

f:id:yugre:20231001162245j:image

(貴重なうちのゴーヤをうっかり黄色くしてしまった、、)

 

はーい、、、嘘でした、、、

 

◯◯に入社したのは本当で

どうしても嫌になって辞めようと思ったけど

チューターの勧めで子会社に転籍した、

今後の収入は8割ほどになるらしいけど

これで良かったと思ってる、

だけど子会社より本社のプロパーの方が

聞こえがいいのは分かっているので、

どうしても付き合って欲しくて嘘をついた。

OKもらえたら本当のことを言おうと思っていた。

職場の先輩と父親にこのことを話したら

両方に「早く本当のことを言え!」

と言われたけど、

今日までどうしても言えなかった、、

 

バカらしい。

親までがつまらない嘘に振り回されて

ほんとバカ丸出しですわ。

お騒がせして失礼いたしました。

 

その後、娘がどうしたのかは聞いておりません。

会ってはいるようです。

だけど、

ヤツの言ってることがどこまで本当なのかは

分からないわけだ、とわたしは思う。

 

「ご両親にまで心配かけて申し訳ない」

「謝りに行きたい」

と言ってるそうですが、ごめん被りますわ。

でも、、、

もし今後があるならば、受け入れるしかない訳よ。

娘はアラサーのいい大人。

親が口出すべきじゃないでしょ?

 

グレ夫はヤツのことを「もどきくん」

と呼んでます。

「◯◯もどきだから」だそうです。

 

笑笑笑。グレ夫ナイス〜