免許更新に向けて㊳

引っ張りまくってすみませ〜ん。

続きです。

 

認知検査の会場の端っこで

2人でポツンと待ってるグレ夫とグレちゃん。

高次脳機能障害のテストは

前よりずっとよく出来たとは言え、

わたしがやれば抜けはゼロだろう、、、

グレ夫はいくつ見逃したっけかな、

反応が遅かったのもあったな、、

 

あ!担当さん戻ってきた!!

「お待たせしました」

「今回はOKです」

「このまま免許はお持ちください」

 

!!!!!

や、やったーーーー!!!!

あっけなさすぎて気が抜けた。

 

「テストの結果ですが、」

ところどころ見逃しがあったり、

反応が遅かったり、という箇所も見られるけれど

見えてない場所があるわけではないので

視野の欠損があるという状態ではない。

なので免許を返納しなければならない

程度ではない、

という判断になりました。

 

「ただ、」

やっぱり安全というわけではない、、

グレ夫さん、

運転はしないとおっしゃってましたが

そのようにお願いします。

 

だそうです。

おおおお、、、分かっていますとも。

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(お祝いに大好物のお稲荷さんをたくさん作りました)

 

免許センターには

例の池袋の死亡事故のポスターが

いっぱい貼ってありました。

あんな悲惨な事故、

もう二度と起きないでほしいです。

だけど、どうしてそんな事故が

起きてしまうのかと言えば

運転免許というものは

そんなに簡単に取り上げることができない

ものだからでしょう。

 

グレ夫の免許保持を認めてもらって

本当に本当にありがたいです。

だからこそ、絶対に事故を起こしちゃいけない。

不安が残るグレ夫の運転免許は

使っちゃいけないんです。

これはグレ夫もじゅうぶん分かってるし

わたしも分かっています。

 

ただ、こんなふうに免許更新することができたよ、

というこの話が

同じような誰かの参考になれば、、、

そして

こんな状況の免許保持者は

絶対に運転してはいけないってことを

同時にお知らせできたらなぁと思います。

 

8ヶ月以上も続いたこの免許更新シリーズですが

今回が最後。

㊳とはキリが悪いですけどねぇ。笑。

長々とお付き合いいただいて

ありがとうございました。

長く苦しい道でしたが、

高次脳機能障害が強く残っている

ということに気づけたことは

悪いことではなかったと思います。

そして、

診断書は脳外科の医師に書いてもらうようにと

教えてくれた夫の同級生の脳外科の先生、

公安の安全運転相談室に電話するように

教えてくれた訪問PT、

てんかんじゃないし、免許の更新はしても良い、

と、診断書を書いてくれたJ病院の先生、

本当に周りのたくさんの人に助けてもらいました。

 

ありがとうございました。

 

ちなみに次回からの免許更新は

この記録が残されるので、通常通りとなります。

 

、、、再発を起こしたりしなければ。