免許更新に向けて㉙

H病院での診察のときの出来事。

「いま歩いてくるところを見てたんですが、」

「ずいぶん早くなりましたねー」

 

急にそんなことを言い出す医師、、、なに?

歩くのが早くなりましたね?別に変わらないけど?

「見ていてどうですか?」

わたしが見て?

遅いなって思うことはないけど、、

それはこのスピードに慣れたからですよ。

あなたが診るようになってからは

変わらないでしょ?

 

「退院して2年経つから、」

「終わりにしようとしてるんじゃないの?」

とグレ夫。

ん?あ?リハビリを?病院の?

そういうこと?

だからって、そんな取ってつけたような

あのモノ言いはなんなんだ。

だけど、あまり変わらないということは

続けてももう良くはならないとも言える。

 

なんとなくモヤモヤした気持ちでリハビリ開始。

今日のPTのリハは担当くんがお休みだった。

特に変わったことはなかったけどね。

続いてのOTのリハは

免許更新のための筆記テスト最終日です。

 

さて始まるよ、ってところでグレ夫

「トイレへ行って良いですか?」

あらま。行ってらっしゃい。

するとグレ夫がいない間にOTさんが話し始めた。

 

前回と比べてとても成績が良いけど、

ムラがあるという点で落ちるかもしれない。

ギリギリのところです。

低い点のものがあると

そちらに合わせることになるから。

 

なんだそれは?

1つでも出来が悪かったらダメなの?

そんなこと前は言ってなかったけどね?

全体を見るから大丈夫ですよとかって言ったよね。

 

てか、今回も合格に先生が反対してるんでしょ。

前もそうだったもの。

「大丈夫じゃないか、と伝えてはいるんです」

とOTさん。やっぱりね、、、

 

運転するつもりはなくて更新したいだけ、

ということも伝えてみたけど、無駄だよね。

なんだか急に虚しくなったわ、、、

この半年の頑張りはなんだったんでしょう。

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(メガネ壊れちゃったんすけど!)

(新しいのが来るまでこれで過ごさなけりゃです、、、)

 

最後の課題は予想通り、

SDSAからドット抹消課題。

(脳卒中ドライバーのスクリーニング検査、ね)

9分8秒とゆっくり目なタイムにも関わらず

10個見落とし。多いじゃないかグレ夫。

練習では1つ2つしか見落とししないのに。

 

道路標識課題。

12問中8問正解

合っていたのを変えちゃったりとかしてね、、

あーあ。

標識の形が絵についてる形と同じことを

言っておけば良かったんだけどね、

わたしも実物見るまで気づかなかったんだよ。

 

確か今までで成績が悪かったのは

抹消課題だったはず。

「か」を選び出す検査で見落とし続出だった。

またもや抹消課題の出来が悪かったから

厳しいかもしれないね。

 

試験終了後、OTさんが

「今日の診察のときに」

「免許更新の支援が終わったとしたら、」

「そのあとどうするかの話もありましたか?」

「リハビリも、ずっとできるわけじゃないんで」

 

グレ夫の言うとおり、

やっぱりいつにないあのセリフは

通院リハを終了しようってことなのか?

左手は動くようになるって、ずっと言ってたのに

動かないまま終わるの、、?

脚だって、まだ膝立ちも怪しいよ。

半年も免許更新支援に使って、

そのままリハビリが終わりになるとは

聞いていなかった。本当にそうなの?

 

終わったあともまたOTさんと2人で話したけど、

今は公安委員会が厳しく言ってくるので

試験は前よりどんどん厳しくなっている、

筆記テストの段階で落ちる人はたくさんいる、

ドライブシュミレーターでも落ちる人はいる、

この試験には明確な基準があって、

それに達しなければ不合格、

医師の判断で決まるわけではない、

って。

 

でもさ、

だったらその明確な基準を教えてもらいたい。

そしてグレ夫の成績も開示してもらいたい。

(その成績、別な先生に見てもらいたいよ)

 

そしてこんな感じだと

「カ」の診断書をもらって出したけど

本当に更新ができるのか不安になっちゃうグレ夫。

いや、不安になっちゃうのはグレちゃんも同じ。

 

これほんと精神的に辛い。