先生がヤバイ!(続き)

先生がヤバイ話、ことの始まりはこちら。

yugre.hatenablog.com

 

仕事が終わるとまた

生瀬さんからLINEが来てました。

「先生怒ってなかった?」

 

いや怒ってないですよ。

朝起きたら奥さんが知ってたから

生瀬さんが電話したな、とは思ったけど、

って言ってた。

明日受診するそうですよ。

「そう、良かった」

 

翌日、グレちゃん野暮用で渋谷まで。

電車に乗ってたら

おっ?生瀬さんからLINEだ。

え?

 

「奥さんから電話かかってきた」

「かかりつけ医に行ったけど、」

「そこから近くの大きい病院に移って」

「CT撮ることになった、って」

「また連絡するって」

えー!?

 

頭蓋内血腫とか?

くも膜下出血とか?

え?大丈夫?

明日の診察どーするの?

 

「とにかくきっとまた連絡が来ると思うんだ」

「待ってて」

 

それが、渋谷の用事を済ませても

うちに帰ってきても

お昼ご飯食べ終わっても

連絡来ない。

 

ヤバイ。

もしや、、、

とりあえず明日は休診か?

わたし達は出勤して予約患者さんたちに

連絡をしなきゃねぇ。

 

「ねぇ、生瀬さんに電話してみたら?」

グレ夫まで心配してます。

そうだね、

あと1時間待ってかかってこなかったら

かけてみよう。

 

あと5分で1時間、というころになって

やっと連絡がきたよ、生瀬さんから。

 

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(ソメイヨシノは終わったけど今度は八重桜がきれいです)

 

ヘルペスだって」

ん?ヘルペス?なに?帯状疱疹とか?

「よく分かんないけど、とにかく大丈夫らしい」

「明日は普通に診療だよ」

「良かったー、路頭に迷わずに済んだ」

笑。

 

翌日先生にお聞きしたところ、

帯状疱疹か単純ヘルペスか、らしい。

両方の薬を飲み始めたそうだ。

「それがね、」

「左が麻痺してるって思ってたけど」

「麻痺してるのは右なんだって」

 

やっぱり、、、

だって右の口角が下がってたもん。

左が変な感じがするって言ってたけど、

右は麻痺してるから感じなかっただけじゃない?

 

「でもなんか少し良くなった気がするんだよね」

って先生言うけど、

あんま変わってないような、、、

慣れただけじゃないかなぁ。

 

「それがさ、」

「もしものこともあるから取り寄せてみた、」

「って奥さんが、」

先生にパンフレットを見せるんだって。

、、、葬儀会社の。笑。

「小さなお葬式、とかのなんだよ、」

「ひどいよね!」

立派な葬式をあげて欲しいらしい先生。笑笑笑。

そこか笑。

 

とりあえず入院することもなく

今までと同じように診療できるとのことで

ホッとひと安心。

 

疲れていたり、ストレスがあったりすると

発症するようなので

もう少し余裕を持って仕事できるといいんだけど、

最近急患多いのよ。

どうしても痛い、とかで電話がかかってきたら

診てあげないとかわいそうすぎるよね。

だけどね、

 

はい!

歯医者に行くときは電話してから来て!

予約がいっぱいでも診てもらえるから

電話はしてちょーだい。

でないとほんとに大変なの。

うちの先生は患者さんを待たせるのが

ものすごく嫌なわけよ。

だからもうばったばたになっちゃうんだ。

どこの歯医者でもアポなし突撃は

きっと困ると思う、、、

 

先生早死にしちゃったら大変だからさー、

よろしくお願いしますね。