仕事の日の朝、
昨日勤務だった生瀬さんからLINEが来てました。
「先生、顔面麻痺になっちゃった」
「病院に行くように言ってくれない??」
、、、顔面麻痺?
何があったんだ?
なんなんだ?
しかし先生、いつも通り普通に仕事されてます。
いつもと変わりない。
だけど診察の合間にはいちいち部屋にこもって
どこへやら電話している様子。
どうやら病院にかけているらしい、、、
かけまくってる!
「いや、それがね、」
「目元と口元が変なのよ」
「ペットボトルのお茶が飲めないの」
「こぼしちゃう」
昼休みになって、先生が話し出しました。
見ると右の口元が下がってる。
グレ夫とおんなじだ。グレ夫は左だけれど。
「いや、左なのよ」
えっ?そうなの?左の口元は上がってるけどね?
「左の頬に向かって引っ張られる感じ」
電話されてたけど、
明日受診するんですよね?
生瀬さん心配して、
病院に行くように言ってましたよ?
「うん、生瀬さん、息子に電話くれてね」
以前は先生と息子さんで診療していたそうで
生瀬さんは息子さんとも知り合いなのです。
先生が大したことないと思ってる風なのを見て
心配で息子さんに連絡したらしい。
→生瀬さんが息子さんに電話する
→息子さん、飲み会中だった
→先生、いつも通り早寝する
→帰宅した息子さんが奥さんに言いつける
(同居してるんですよ)
→先生が朝起きたら奥さんが知っている
なんでか知らないけど
先生やたらなんでも奥さんに内緒にするんだよ!
こわいのかな!?笑。
そして怒られて近所の大きい病院に電話したけど
ほら、いまかかりつけ医制度とか言って
大きい病院ですぐ診てもらえないでしょ?
だもんでまずは
近くの奥さんのかかりつけ医に行くらしい。
その算段の電話をかけまくってたらしい。
(公園の藤棚のつぼみが早くもゆるみかけてる)
先生、3月に連休をとって
ご家族と軽井沢に行ってたんだけど
そこでスキーをして転んで、
頭打ったんだって。
そのあと頭痛が続いたりしたけど
麻痺が出るまでそんなことは
気にしていなかったようで、、、
ヤバイじゃないですか!!!
いやさー、先生の体調も心配だけど、
あの、もしも先生が、もしも、ね?
そうなるとわたしたち、職を失っちゃうわけよ?
生瀬さんなんてローンも返してるからね?
わたしだってグレ夫がいるわけで、、
しかもアラ還のわたしたち、
すぐに次の職場が見つかるとは
思えない、、、
どーする!?どーする!?(家康風)