グレ夫、帰ってきてます。(少々心配ですが)②

グレ夫、またもや救急車で運ばれました。

その経緯はこちらから。

yugre.hatenablog.com

 

救急車の中で、あ、時間、、と思ったら

目の前に時計が掛かっており

針は18:30過ぎを指していました。

 

時間と経過を確認しておこうと思うのに

つい忘れてしまいます。

慌てているつもりはないんだけど、、

落ち着いているように思うのに

やっぱりいろいろ抜けていますね。

 

救急車の中では

デジャブだわ、と感じるほど前回と同じ。

グレ夫はずっと意識があり、

「オレ、死ぬのかな」

「孫ちゃんに会えて良かったな」

などと喋り続けていました。

「オレ、どうしたんだろう?」

とも言っていました。

 

意識がなくなったせいで

転倒前後の記憶がありません。

それは今も戻ってないです。

 

お昼にH病院へグレ夫を送って行ったときに

通った道を今度は救急車に乗って通ります。

昼と違うのは混んでいること。

かなり時間がかかったように思います。

隊員の方も

「混んでいて、、、すみません」

と言っていました。週末だしね。仕方ないね。

コロナがむちゃくちゃ増えてるときに

来てもらえただけ感謝です。

 

病院の救急棟へ到着。

2年前と全く変わってない。

受付で保険証と診察券と

限度額適用認定証の提出を求められました。

 

しまった、、、

退職して給料下がったのに出し直しをしてないわ。

こんなん使うことねーだろって

思っちゃってた。あーあ。

 

そして自分の体温を測る。

なんと37.8℃!!えっ!?

何度も測り直して

やっと37.1℃まで下がったので見せる。(オイ)

落ち着いた顔して見せてるくせに

ほんとはすぐに興奮しちゃうグレちゃん、、、

 

わたしたちが待合にいる間、

グレ夫は血液検査、レントゲン、頭部CTを

行っていたそうです。

終わったところで呼ばれて診察室に入ると

簡易ベッドに寝かされたグレ夫がいました。

 

救急医と脳神経外科の医師から

説明を受けます。

CTの画像を見ると、左側頭部にこぶがあり、

気になるのは右被殻の前回の出血の痕跡のあたり。

(痕跡はすごーく大きく黒くなってる、びっくり)

そのすぐ横に小さく白い部分が、、、

出血すると白く映るよね、、

 

これが出血なのか、もしくは

稀に出血痕が石灰化してくることがあって、

やはり白く映るので区別がつかない。

なので30分後に再度CTをして

広がってきていないかを確認します、とのこと。

 

石灰化するとは初めて聞いたわ。

 

このあとけいれん止めの薬を入れて

それが終了したらCTやりましょう、というわけで

点滴開始。

このとき20時過ぎだったかと思います。

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(ようやくじいじになれたんですがね)

(危うく孫の誕生日が命日になるところだった!?)

 

2度目のCT、

白い部分は気持ち大きくなってるような?

と言っても

撮影箇所によって多少違って見えるらしい。

(断面の位置が多少ズレるので)

この程度の差ならたぶん大丈夫、

帰って良いですよ、だけど、

主治医の詳しい診察を受けた方がいいと思うので

週明けにまた来てください、と言われました。

 

ところが、

「では、」と起き上がったら

「くらくらする、、」とグレ夫。

少し座って、落ち着いてから立ち上がると今度は

「左がおかしい」

「歩けない」

数歩進んですぐに座り込む始末。

 

けいれんが出るとそのあと、

うまく動かせなくなったりするそうですが

おかしいと感じているのは麻痺側の左側。

けいれんしたのは右側です。

どうしたの、、、?

本当に帰れるの?大丈夫なの?

 

するとグレ夫、

先生の前でわたしに支えられながら

立ち上がって歩き始めました。

 

早いよ!もっとゆっくり!危ない!

と言ってるのに完全シカト。

先生の前を何往復もして見せて

「大丈夫です。帰ります。」

ぜったい入院が嫌だからに決まってる、、、

 

本人が大丈夫というので帰宅することに。

けいれん止めの薬が処方されました。

 

まだ電車がある時間でしたが

ふらつきがあるグレ夫が危ないので

タクシーで。

障害者手帳のおかげで割引でしたが

深夜料金で6,800円もかかったよ!

 

でも今日は朝も早よから

お嫁ちゃんが入院した病院へ行って、

そのままH病院へ行って(逆方向)、

そして実はこの翌日、

わたしの両親を埼玉まで迎えに行って

ひ孫に対面させる、という

お仕事が待っていたのであった。

もちろん1日中運転の予定。

 

だから救急車のあとを

車で追いかけるのはやめたのよ。

夜の運転は慣れないしね。

 

すみません、もう少し続きます。