グレ夫、帰ってきてます。(少々心配ですが)①

何から話して良いやら、、、

いろんなことがありすぎて。

 

まずはグレ夫のことから。

 

夕方、グレ夫はH病院から、

わたしと娘も散歩から帰宅。

その後、

わたしはキッチンで夕食の支度をしていて

娘は2階の自室で友だちのところへ出かける用意。

グレ夫はリビングのソファの定位置で

おやつのチョコレートケーキを食べてました。

 

しばらくしてからドスン?バタン?

(もう記憶が定かじゃない)

大きな音とグレ夫の声がして

びっくりしてキッチンから振り返ると

グレ夫がソファの前に倒れていました、、

 

転倒です。

 

慌ててそばへ行くと

「痛い、、、痛い、、」

左を下にして、頭はソファの横の窓の方へ、

足はソファの方へ曲げた形で倒れており

近くにお皿とフォークが転がっていました。

お皿、割れてなかった。

 

物音よりわたしの声に驚いた、と

娘も2階から降りてきました。

「痛いよ、」と繰り返すグレ夫。

 

まずメガネを外し、

2人がかりで抱えて頭を起こして

ソファに寄りかからせました。

脚が痛いというので

痛くないように伸ばしました。

 

大丈夫??と、声をかけて、

グレ夫もなにか返事をしていたと思いますが、

なにやら臭い、、

「パパ!おならしたね?くさ〜」

娘とわたしで笑ったんだけど、だけど、

グレ夫の返事がない。

「パパ?」

グレ夫は大きく目を開いて、唇は半開き

声をかけても顔を触っても

なんの反応もない、、、

そしてそのままの状態でいきなり

大きないびきをかきはじめたのです。

 

意識消失、、、脳出血、、?

 

いびきは不意に止んで、

いくら呼びかけても反応なし。

呼吸をしてるのか心臓が動いてるのかも

分からない。

メガネを外した目が大きく開いていて

空を見つめるってこういうことかと思いました。

死ぬのか、、?と思いました。

救急車っ!呼んで!!とわめくわたし。

 

2年前もそうでしたが、

時間の経過をよく覚えていません。

たぶん転倒は17:30ごろ。

119の電話の向こうの人が、

救急車は遠くから向かうので

それまで様子を聞かせてください、と言い、

確かそのときに

口元に耳を当てたらグレ夫の呼吸の音が聞こえて、

あ、生きてる、と思ったのは覚えています。

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(沖縄、行けてよかった、と不謹慎にも思いました)

 

娘とわたしとで119とやりとりをしてる最中、

グレ夫の表情が動いて、

そして何かしゃべりました。

 

しゃべった、、

そしてモニターにしてる電話から

質問されることに自分で答え始めました。

ちゃんと答えてる。

 

娘によると、グレ夫の意識がなかったのは

5分もないそうです。

ものすごく長い時間に感じたけどね。

 

消防車と隊員3名到着。

ずっとグレ夫の頭を抱えていたわたしの腕を

外してくれて

聞き取りが続きます。

「けいれんはありませんでしたか?」

けいれんはなかったよな、、

「腕や脚ががグーっと伸びるようなことは?」

あ、あった。

麻痺側の左手はグーっと伸びることがあるのに

なぜか右手がグーっと伸びて

あれ?右手が?なんで?

と思ったんだ。

「それもけいれんです」

 

けいれんて、麻痺してる側には出ないんだって。

そうなのか。

よく伸びたり震えたりしてるのにね。

あれは違うんだ。

 

そうこうしてる間に救急車も到着。

さらに隊員3名追加。

これがたぶん18:00ごろだったと思うの。

 

脳出血を診てもらったJ病院か、

狭心症を診てもらったN病院に

運ばれることになって

わたしと娘は病院に行く支度を。

 

前回はお腹が空いて困ったことを

急に思い出して

食べ物とか飲み物とか、

それにグレ夫のジャンパー、靴(これ大事)

メガネにスマホパスモ

障害者手帳、保険証に診察券、お薬手帳、薬。

案外落ち着いてできてる。

 

作りかけのミートソースに蓋をして、

ホワイトソースにラップをかけて。

すぐにピッタリラップをしなかったから

膜が張っちゃった、、、

 

「J病院に受け入れが決まりました」

 

やっぱりまたJ病院。

あ、、わたしは車で追いかけるべきか?

帰りが困る。

今回は息子やお嫁ちゃんは

車で来てくれたりしない。

 

そうなの、今朝、赤ちゃんが生まれたのよ。

 

長くなるので続きますね。