グレ夫、毎晩すんごいいびきです。
以前にも検査をしたことがあり
無呼吸を指摘されてました。
ただ、寝ながら喉に空気？を送り込む装置を
つけるほどではない、とのことで
放置していました。
先日、寝ているときにときどき苦しくなる、
喘息かも？心臓かも？と心配をして、
N病院の循環器の先生に相談したところ、
「無呼吸症候群のせいじゃないか？」
「でもやせたから以前より良くなってるはず」
「様子を見ましょう」
と言われたんですが、
グレ夫、それをかかりつけのじーさん先生にも
相談したんですって。
「そりゃいかん！」
(とほんとに言ったかは不明、、)
(いかにも言いそう笑)
「すぐに無呼吸症候群の検査をしましょう！」
、、、良くなってるだろうから
様子を見ましょうってなったじゃん。
それじーさん先生に言ったの？
「言わなかった、、、」
言えよ！全くもー。
そういうわけで検査キットが送られてきましたよ。
「もういいもういいもういい！」
「無理っ！」
「このまま送り返す！」
急に騒ぎ出したので何事かと思えば
開封した検査キットを前に怒り狂ってる。
装置に電池を入れたり、コードを繋いだり、
カニュレを鼻にセットしたり、と
意外に手がかかるらしい。
手順を書いたプリントを見て怒ってる。
ひとりでは無理そうだから手伝って、
って言ってくれたらいい話でしょ、、、
なんでそんなに騒ぐの？
急に騒がれたら何事かと思うよ？
落ち着いてください。
「、、、ごめんなさい」
何度も言うけど、すぐ謝るところは
グレ夫の悪いところ。はい。
もともと組み立て家具とかを作れない人で、
手順書通りに順番にやる、ってことがとても苦手。
だからできないのは
この病気のせいではないんだけど
すぐに大騒ぎするのは、、？
いやこれももともとの性格か？どーなの？？
前回検査をしたのは大阪に単身赴任のころ。
「前と同じようなものだな」
って、じゃあ前はひとりでできたってことよね。
ふーん。
さて、
今夜やろうと思う、とグレ夫が言うので
歯磨きもトイレも済ませておいてね、
と声をかけました。
思っていたよりコンパクトな機械ですが
手首から指先へコードがつながり、
さらにカニュレが手首から首、耳にかかって
そこから鼻の穴へつながってます。
これで呼吸とサチュレーションを記録するのね。
こんな状態でいろんなことするのは
大変なので、
装着する前に済ませとけってことです。
「用意できたよー」
と呼ばれたので寝室に行くと、
ベッドにちんまり腰掛けてぼーっとしてるグレ夫。
は？
送られてきたセット、箱に収められたままです。
全部わたしにお任せってわけ？？
さらっとでも手順書読んで、
開けられるものはあけて、って
自分でできるところまではやれよ！
なんでわたしに丸投げなのー？
「、、、ごめんなさい」
また出たグレ夫の悪いクセ。1日何回言うのか。
言ってる割には手を出そうとしない。チッ。
夜中にトイレに起きるだろうから
装置は麻痺側の左手につけたい、
右手は使うことがあるだろうから、と言うので
左の手首に装置をはめたバンドをつけます。
左手を持ち上げておいてくれないと
指先につけるコードや
首の方へ回すカニュレが付けづらいのですが
すぐに左手を下ろしちゃうグレ夫。
自分でできることは動かない左手を右手で
支えておくだけなんだから
それっくらいちゃんとやってくれても良くない？
何度も声かけないとやめちゃう、、
はぁ。
四苦八苦しながら取り付けを終えて
(まぁこれは確かにグレ夫には無理だった)
検査開始。
このまま一晩過ごします。
(手順書。大したことするわけではないのよ、、、)
朝、わたしが起きたときには
グレ夫はもう起きて装置を外していました。
外すことはできたのね。
ちゃんとストップボタンも押したようで
電源も切れています。
今度はこれを解析会社に返送します。
同封するアンケートは記入済みでした。
よしよし。
だけどどれを返送するのか確かめてない。
全部ごちゃ混ぜに押し込んである。
、、、。
捨てるもんは捨てとけー。
そうして返信用の付属の袋に入れて
着払いで送ればOK。
あとは結果がかかりつけ医の元に届きます。
うちに送られてきてもいいんだけどね、、、
「これは大変です！」
「機械をつけて寝ることにしましょう」
「命に関わります！」
って「じーさん先生が言いそうじゃない？」
とグレ夫、、、確かに。
でもN病院の先生は良くなってるだろうって
言ったんだし、大丈夫じゃないの？
それにゴーって空気を送りながら寝るやつ、
慣れたら熟睡できるらしいよ？
使ってみるのも良いんじゃないのー？
「嫌だ」
「オレは断固拒否する」
「そんなのするくらいなら死んだほうがマシ」
あのー、、、何のために検査したんですか？？
まったく。
意味！
