病気になってから初めて読んだ本

入院中、本を読むのは訓練になると思う、

とグレ夫に言われて

わたしが選んだ漫画とか、

(4コマ漫画がいいかと思って「夜廻り猫」)

グレ夫指定の半藤一利の本とか

何冊も持って行ったのに、

結局ほとんど読まず、、、

夜廻り猫に至っては「意味がわからない」

とか言ってましたね。

 

それは退院してからも同じで

本を読んでみろー、と言っても

全然無理。

1日10ページとか無理矢理決めても

数日で挫折状態でした。

 

それが先日、

「訪問のOTさんから本を薦められた」

「読んでみようかな、と思う」

と言われたのがこれ。

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「療法士の中ではバイブルのような本」

だそうです。

「グレ夫さんと話していると、」

「この本のことがいつも思い出されて」

「良かったら読んでみて」

と言われたらしい。

 

グレ夫が本の題名を間違えて覚えていたせいで

見つけるのに少し時間がかかったけど、

ネットで購入したらすぐに届きました。

 

正直言って、

全部読めないだろうと思ってたよね、、

だって字ばっかりだもん笑。

 

それがなんと3日ほどで読了。

 

「おまえも読んでみない?」

グレ夫から言われたけど、

へそ曲がりのわたしはこれを拒否。

なんか、すごーくよく分かるんだって、

この人の気持ちが。

「オレみたいな人あるあるなの」だって。

これを読めばオレの気持ちが分かるぞ、って

言いたいんだな、、、?

、、、なんかヤダ。

 

で、ことある毎に

この本に書いてあることを引き合いに出すのよ。

 

今日も、そのうちテラスでランチしたいな、

テラス、もう出られるよね?と言ったら

(テラスに出るには大きな段差があります)

「ルーチンを壊すようなことは、」

「気が進まないわけよ、」

「本にも書いてあるんだけど、ほんとその通り」

 

、、、、、

なんかやる気が出ないのを肯定するような感じで

どうも嫌だけど、

こんなことばっかり言われると

いったいどんなことが書いてあるのか

ちょっと気になる。

 

「ね?書いてあるでしょう?」

「その通りの気持ちなんだよ」などと

いろんなことをやらない理由にされたくないので

内緒にするけど

ちょっと読んでみようかと思う。

 

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