握ることはできるようになる、けど、

先日の通院リハ、

OTの近藤さんの異動が決まっていたので

最後のリハビリになりました。

 

グレ夫と相性の良い人、

すぐ異動になっちゃう。残念すぎる。

 

最後の日は、わたし同行しなかったので

あとからグレ夫に聞いた話。

 

近藤さん曰く、このままリハビリを続ければ

「麻痺した手でも握れるようになると思います」

 

今はまだ指先を動かすことができる程度。

最近やっと右手で左手をいい位置に動かして

物を押さえておく、

ということができるようになりました。

ハサミで何かを切る、ときとか

ちょっと便利、らしいけど

そんな程度しか左手は言うことを聞かないのです。

 

それが、何かを握れるようになるなんて〜

ほんとですか?

 

グレ夫からそれを聞いたとき

すごく喜んだのですが、というか

グレ夫も喜んでいたのですが、

その話には続きがあり、

「開けるようにはならないかも知れない」

らしいのです。

 

左手で何かを握ったあと、それを手から離すのに

右手のお手伝いが要る、ということです。

 

それは、、、そうか。そうなのね。

近藤さんが残念そうにそう言ったらしいけど、

でも、

わたしたち「握れるようになる」に

すごい反応しちゃって。

握るなんて、

今の状態からは夢のまた夢ですよ!?

 

ここまでは回復すると思う、的なことって

お医者さんもあまり言ってくれないです。

言えないんでしょう。

本当は今までの経験から言って

こうだろう、くらいの予想はつくと思うんですが。

 

言われたことがあるのは1度だけ、

救急でJ病院に行ったその日の夜、

「歩けるようにはなるでしょう、若いんだから」

って救急医の先生が。それだけ。

 

近藤さんは

「僕の目標は今年中に指を動かすことです」

「見て分かるほど動かします」

など、よく今後の目標を話してくれました。

「そのために毎日やってください」

と、宿題が出されました。

グレ夫もせっせと頑張っていたと思います。

今年中(昨年中)は無理だったけど、

春までには指が動くようになりました。

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(枝垂れ桜も満開だ)

 

近藤さんがそう言うのだから

グレ夫の左手は握れるようになるのでしょう。

 

それは開けるようにはならないかも知れない、

ことより

今のわたしたちにとっては

すごく大きなことで、、、希望が持てます。

予想を伝えるのが良いことなのか悪いことなのか

わたしには分からないけれど

教えてほしいと思うのが普通だよね。

 

近藤さん今までほんとにありがとう。

握れるようになるまで頑張るよ〜。