いーちゃんはちょっと悲しい

富山2日目。

 

朝起きて

買っておいたパンとコーヒーでご飯を済ませたら

義父母の住む高齢者住宅へ。

昨日はホテルに車を置いて徒歩で向かいましたが

今日は車で向かいます。

 

着いたら義父が

「お母さんも車に乗る」

義姉からは車に乗り込めないって聞いたけど?

でも一緒に駐車場へ。

 

やりましたよ〜

ちゃんと1人ずつ助手席に乗せて

駐車場を一周しました。

義母も乗せられました。

こんなことで申し訳ないくらい

喜んでもらいました。

良かった良かった。

長距離運転した甲斐がありました。

 

このあとは墓参りへ。

グレ夫が病気になる1年ほど前、

墓の建て直しをしたのです。

古い墓からお骨を出すとき、

古いものがいっぱい出てきて、

骨壷に入っていなかったものは

墓石屋さんに言われて

墓の下にそのまま埋めたそうです。

それをグレ夫はすごく気にしていて、

先祖のお骨を大事に扱わなかったから

病気になったんだ、、、と

しつこく言ってました。

墓ではやたら長く拝んでましたよ、、

 

そのあとは実家へ。

もう誰も住んでいない、ひろーい家です。

古民家ってやつ。

立派な梁や建具を使っているのですが、、

グレ夫がこんなふうになってしまったら

この家の面倒を見れる人は

もういません。

誰か買ってくれませんかね?

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(昔ながらの田舎の家です)

 

夕飯は義姉夫婦と義両親宅で

お寿司をいただきました。

グレ夫がびっくりするほど食べた!

義母が3つしか食べれなかったのと

私が食べきれなかった残りは

全部グレ夫のお腹の中へ、、、素晴らしい!

お寿司好きなんだね。そんなに好きだったっけ?

お寿司だとたくさん食べるわ。

 

義兄がやってきたら

両親の前でいじいじしていた態度が一変。

義兄の前ではしゃんとしないと、と思ったのか

急にペラペラしゃべりだして

びっくり。

えーかっこしーだからね、、

いつもこうあってもらいたいね、、

 

義姉夫婦と両親と楽しく過ごした

グレ夫でしたが、

ホテルへ戻る道々、悲しそうに言いました。

いーちゃんとしか呼ばれないのはな、、」

「悲しすぎる、、」

頭の中では息子の名前を

呼んでるつもりなんだよね。

改めてこの人誰?って聞くと

ちゃんと名前言えるんだけどね、、

 

いーちゃんかわいーてかわいーて」

ってずっと言ってたよ。

かわいーんかい!?アラ還のオヤジが!?

って思ってたら

かわいそうでかわいそうで、

の意味なんだって!

 

仕方ないじゃないか、、、