11ヶ月弱ぶりでJ病院へ行ってきたわけですが。
初めましてした先生は案外お若い34歳。
「退院後いかがですか？」
と、お決まりの質問から。
最近の血圧や飲んでる薬のことなど
ひと通り聞かれたあと、
CT画像を見せてくれました。
「左が昨年11月30日、右は今日です」
今日撮った画像にももちろん
しっかり出血のあとは残っています。
そして去年の画像を今更ながら
説明して頂きました。
出血は被殻部分にありますが
一部クモ膜下出血も起こしていました。
意識レベルが良かったので
血腫の除去などは行っていません。
出血箇所が運動野に及んでいるため、
手脚の麻痺が残ってしまったということです。
、、、クモ膜下？
なんだって！？！？
確かに出血の影は
頭蓋骨の方にまでありました。
クモ膜下も同時に出血してたってこと？
わけ分かりません、、、
もっとよく説明聞けば良かったですが、
動揺してしまい、、
というのも続けて
「ここに出血の跡らしき影があります」
と今日の画像を指差し、
「これは去年の時点で既にありました」
確かに左の去年の画像にも頭の中心部に
ちょっとした影が。
「脳幹出血の跡だと思われます」
はぁっ！？
脳幹出血もしてたなんて、、、、
少しの出血だったので
あまり症状が出ずに済んだのでしょう、と。
びっくりです。
グレ夫の頭の中であちこち出血してたなんて。
よく生きてたね。
死ぬ前に生活を改めることができて良かった。
良かったけど。
MRIの画像も見ました。
むっちゃリアル、、、
出血部分がもこもこもこっと映ってました。
MRIの画像を精査したところ、
動脈の奇形などはなかった、
高血圧性の出血でしょう、ですと。
グレ夫は心臓付近にステントも入れているし、
脳出血もしているし、
ということはどこの動脈でも同じようなことが
起きる可能性がある、
ということだそうで、
次回、頸部も含めたMRIを撮りましょう、と。
そうなんですよ、
頸部動脈も検診で引っかかっていたのです。
そして、転院の際に看護師から言われたことが
ずっと気になっていたのですが、
脳出血した人の脳血管はガラスのように
薄く脆くなっている、
今後いつどこで出血を繰り返すか分からない、
と、、
ですが、そんなことはないです、と
先生ははっきり否定されました。
そこまで悪くはなってないのね、良かった。
ずっと行っていない循環器にも
行ってきた方がいいと言われました。
ただね、2種類の血液サラサラの薬を
飲んでいたことについては
ちょっと、、、
何か訳があるのではないですか？と。
通常は、ステント入れた直後には
2種類飲んだりするそうですが、
長く飲み続けることはないそうです。
なんで飲んでいたんでしょう、、、
その辺りのことは循環器で聞いてみたい
と思います、、
循環器はグレ夫の会社の病院なんですよね、、
また予約入れなきゃだわ、、
次の予約を入れて診察は終わりました。
グレ夫、先生に
「助けていただいてありがとうございました」
と。
だけど急に調子づいちゃって
「こんなキムタクみたいな先生だとは〜」
「指輪されてなければ娘を紹介したかった〜」
とか言い出しちゃって。笑。
グレ夫は今はこんなだけど、
元々はこういうおちゃらけた性格なんです。
「同僚はまだのヤツもいますんで、」
と先生が言うと、
「うちの娘CAなんです、次回ぜひ！」
先生も
「お心遣いありがとうございます」
どーゆー会話！？笑。
先生は、血圧に気をつけていれば
出血を繰り返すことはほとんどないと言える、
と言ってくれました。
130程度まで、たまに140になっちゃう、
くらいでも良い、と。
だけど、こんなに出血しやすい状態だったのか、
と思ったら、ちょっとこわくて。
油断せずに気をつけて行かねばなんだな、、
うーん、、、
気が重い。
