グレ夫の朝ごはん(妄想グレ日記)

朝、洗濯機を回す音が聞こえたのに

グレちゃんはまた寝室に戻ってしまった。

しばらくうだうだしてみたけど

グレちゃんが起き出す気配はない。

どうせベッドでスマホをいじってるんだろう。

LINEしてみた。

「下に行きたいです」

グレちゃんがやってきて

「どうぞ〜」

オレはリビングへ降りる。

グレちゃん寝室に戻っちゃった!

腹が減った。

朝は一応腹が減る。

 

洗濯機の終了の音楽が鳴った。

グレちゃんの足音も聞こえてきた。

あ、降りてくる。

「もう洗濯物干し終わったの?」

「まだ」

ゴミ出しに行ってまた2階へ行っちゃった。

 

全然戻ってこない。

洗濯物を干しているようだ。

ずっと雨だし仕事だったしな、大量だ。

 

前はグレちゃんが仕事の日は

オレが洗濯していた。

なんなら掃除もしていた。

オレはえらかったな。

だけどグレちゃんはいつも

「やらないで!」

って怒るんだ。オレがやると

家の中がくちゃくちゃになるんだって。

オレが病気になって、良かったことは

オレが家をくちゃくちゃにしなくなったこと、

らしい。

トホホ←死語

 

やっとグレちゃんが降りてきた。

今度こそ朝ごはんだ。

なんか作ってる。

「おいしい匂いがしてきた」

と、声をかけてみたけど無視された。

 

ぼーっとテレビを見ていたが

食卓についてご飯を待つことにした。

いつも呼ばれても気づかないで

怒られるからな。

 

「あのねー」

「食卓を拭くとか、コーヒー入れるとか」

「お手伝いしてくれても良いんだよ?」

「ぼけっと待ってるだけじゃなくて」

 

、、結局また怒られた。

 

朝ごはんはオレの好みだった。

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どっかの国の屋台で出してるのが

流行ってたんだって。

おいしくいただいた。

 

今日は昼からグレちゃんが出かけてしまうらしい。

娘も2回目のワクチン接種で出社らしい。

 

さて、オレは何しよう。