通院リハビリで腕に電気をかける

次回のリハビリでは

電気をかけますね、

と言われた時からドキドキ、、、

グレちゃん見るの初めてなもんだから。

(なんかすごいの想像してた)

 

当日見てびっくり。

、、、えーと、、これですか??

ちょっと大きめの計算機的な。

 

「これちょっとボロいんですが、、」

「いつものやつ、病棟で壊したそうで」

とOTさん。

あっ、、そうなんですねー、(^◇^;)

 

肘下の内側を指で探りながら

「指を強く握ろうとしてみてください」

微かな動きで位置を確認して

2枚のパッドを当てていきます。

指の第1関節と第2関節を動かす筋肉は

ここに繋がってるそうです。

ちなみに第3関節を動かす筋肉は

手のひらの指のすぐ下にあるとか。

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「流しますね、、痛くないですか?」

確認しながら量を調節している様子。

「20」で固定されました。

単位はよく分からん、、

 

最初は電気を流す合図と共に指を握ります。

電気が流れるとピクッと指が動き、

握る動作ができます。

すごいなぁー、、どーなってんの??

 

しばらく繰り返したあと

「反応いいですね、少し変えますよ」

「今度は流す前に自力で握ってみます」

「遅れて電気を流します」

「はい、握ってー、」

 

おおー!握ってるー指が動いてるー!

「今、電気流してないんですよ」

「はい流します」

さらにぎゅっと握る。

 

いつもはほんの微かな動きしかない指先が、

しっかり動いて握る動作をする。

OTさんも本人も驚くくらい。

しかも電気を流す前から動いてる!

 

入院中は、ミラーセラピーといって

麻痺の左手を隠しておいて

右手と、鏡に映った右手を左手に見立てたものを

両手、として見て電気を流す、

というのをやっていたので

実際の麻痺した左手を

電気を流しながら見るのは

初めてだったらしい。

思いがけず動きの良い左手に

びっくりしたというわけ。

 

「次は握った手を開く動作もやりましょう」

「握るより開く方が難しいです」

今度は肘下、外側にもパッドを2枚貼る。

同じく20まで上げる。

4ヶ所同時に電気を流すらしい。

 

「握るのと開くのと同時に刺激します」

「気持ち悪いと思いますが、、」

そして握る、開く、握る、、と繰り返し。

最初は小指の反応が鈍かったけど

段々と動いてくるように。

 

「40分だと足りませんね!」とOTさん。

調子が上がってきたところで

時間が来てしまった、、

軽く肩のマッサージをして終了。

 

いや、あんなちっぽけな計算機みたいので

あんなに指が動くようになるなんて、、

魔法みたい〜

あれ、うちにも欲し〜い、、

毎日やったらすごーく効果あるんじゃないの!?

 

でもきっとお高いんでしょうね、、

それに知識がないから

パッド貼るとこも分かんないや、、

 

しかし希望が膨らむ40分でした♪

来週からもしばらくやりますって!