仕事が変わるかも知れない、
という話をしましたが、
てっきり春から変わるんだと思い込んでいたら
7月からですって。
そうだった、グレ夫の会社って
なんでも6月でひと区切りなんだった。
まぁそれも決まった話ではありません。
決まれば少しは
グレ夫の得意分野に近い仕事になるのですが。
そんな話の真っ最中に
グレ夫にまた違う話が来たようです。
人件費節約のために派遣の勤務日数を減らす、
そのせいで手が回らなくなる分を
グレ夫にやってもらいたい、と。
プライドぼろぼろグレ夫、、
そうでなくても東京へ戻るために
本社を離れて子会社に来て
全然畑違いの仕事でぼろぼろ、
さらに病気になってその仕事もできなくなって、
「みんなオレのことをバカにしてる」
んー、、
そりゃ仕方ないよ。
ただでさえやったことない仕事して
きっと大した成果もなくて
病休から戻ってきたら
会議中も聞いてるのか聞いてないのか
何も喋らない、とんちんかんなことを言う。
(グレ夫が言ってることを元に想像しただけだけど)
そんな感じじゃきっと、ねぇ、、
大したことしないのにお給料だけ持って行く人、
だもの。
人件費節約、なんでしょう？
いま働かせてもらってるだけで
ほんとにありがたい。
こんな感じなのに前と変わらないお給料もらえる。
そんな会社ある？
派遣なんかの仕事を、と言うけど、
パパ、、きっとおひまがあるのはパパだけよ？
仕方ないでしょう。
オレには他にもっとできることがあるんだ！
なんて
シルバー人材センターで役に立たない
威張りんぼのじーさんみたいなこと言ってないで
できることをやらないと、
と、言って聞かせました。
グレ夫も諦めたみたい。
とりあえず7月には他に移るかもしれないしね。
ところが
「ねぇこれ見てよ」
「どう思う？」
グレ夫が見せてきたのは長ーいメール。
やってもらいたい、という仕事の見本だとか。
「添付の資料を確認しながらご覧ください」
「ご質問の内容について◯◯社からの返答」
などと、ずらずらずら〜っと
ビルの内部の何かの仕様について
書き連ねてあります。
ここは2、3、4階と同じ仕様です。
こちらでも確認しましたが変更はありません。
サイズはこうですが、間違いありませんか？
云々。
こんな調子で
添付された図面についての
細かい質問に答える内容のメールを
やり取りするんだって。
、、、これは無理だ。
正直言ってわたしでも
この図面の該当箇所を確認していくのは大変。
こんな細かいことを1つ1つ確認できるのなら
免許更新の筆記試験、
一発で受かってますよグレ夫。
あのー、、高次脳機能障害なんですけど！？
分かってる？？
、、、分かってないよね、上司。
しかもグレ夫がやったことのチェックを
誰もしないんだって！
ダイレクトお客！良いのかよ？
グレ夫、心配しすぎて眠れなくなっちゃって
(本人談)
(寝てると思うよ、いびきスゲー聞こえてくるもん)
困って困って産業医に相談することに。
(ピンク色の飛行機雲が伸びていくのが見えました)
これ、大正解でした。
上司からすぐに連絡があり
「この話はなかったことに」
「グレ夫さんの健康が第一です」
ん？
鬱になったら大変だ的なニュアンスの話が
あったそうで。
産業医の先生、なんて言ったんだろう？？
気になるところではあるけれど
とりあえず悩みのもとは消えました。
消えはしたんだけどね、
なんだかまだ落ち着かない様子。
何かあるとすぐ落ち込んじゃう、、、
お食い初めのときみたいに泣いちゃったりさ。
困るのよー、
ほんと困るの。
でも、仕事を辞められちゃうのは困る。
グレ夫の機嫌を伺いつつの
綱渡りの日々が続きます。
