グレ夫の肺から出た水は
先生の予想よりもきれいだったようで
すぐに手術をする必要はなさそうだ、
2、3日様子を見ましょうってことになりました。
手術などがなければ面会は通常通りなので
14時から19時までの間に30分だけ、
ということになります。
そういうわけで翌日、14時に面会に行くと
グレ夫は寝ているようでした。
胸水はさらに600mℓ出てました。
呼吸はだいぶ落ち着いていて
サチュレーションも98になってます。
持ってきた着替えを片付けているとNSが来て
グレ夫さんいかがですか〜とグレ夫を起こします。
だいぶ楽になったんじゃないですか?の問いに
「、、、苦しいです、」
するとNS、
痰の吸引をしましょうか、
もっと呼吸が楽になりますよ、と。
「嫌だ」
ソッコー答えるグレ夫。
あれってだいぶ苦しいらしいねぇ、、
嫌だと言っても結局吸引はしますけど。
もーほんと苦しそうで見てるのも嫌だわ。
30分てほんとあっという間で
ご飯は食べられたの?
トイレに行ったりした?
テレビカード買ってきたよ、見る?
って、ほんのちょっと話しただけですぐ30分。
しかもわたしのこと分かってんのかも
不安になるようなぼんやり具合で、、
「え、、?もう帰るの?」とは言ってたけど
いつものような
「気をつけてね、」なんて声がけ一切なし。
そしてベッドの中は褥瘡防止のための
クッションがいっぱい、、
褥瘡だってもちろん心配だけど
動かないと動けなくなっちゃうよね。
自宅で生活できなくなっちゃうよね。
(病室から六本木ヒルズとか東京タワーとかが見えるのを発見)
4、50分かけて行きましたが
たった30分面会しただけで不安は解消されず、
また4、50分かけて帰りますよ、、
しかも翌日、
「昨日いらしてたんですね!」
「お話できたら良かった!」と
主治医から電話を受けることになるのであった、、
(しかも職場にかかってきて早退じゃ!)