また無理やり散歩に連れ出しましたよ〜。
目的地は好きなところで良いよ、と言ったら
目と鼻の先の某大学の野球グランドまで。
「ダメなの！？(怒)」
いや、ダメじゃないですよ、、
しかし戻ってスマホ確認したらたったの1,000歩！
、、、いやいやいや、行かないよりはマシ。
ね？そーだよね、、、？
さて、
毎日がお休みのグレ夫ですが
(ウソです、在宅勤務してます、一応、)
わたしが休みの日は
朝ごはんから長話が始まります。
夕飯のときも長話を始めそうになるんだけど
完全にお箸が止まっちゃうので
やめてもらってます。
だっていつまで経っても片付かない、、
食後にもやることたくさんあるのだよわたしには。
グレ夫の話はたいていむかしの話で
それは何度も聞いたぞ！？みたいなのばかり。
それもう100万回聞いた！
とかチャチャ入れながら聞き流してますが
ときどきとんでもない間違いが混じっていて
おいっ！？てなります。
今朝の話は息子の試験の合格発表のこと。
これ、一生が決まる大事な試験だったから
ぜったい忘れないと思うんだけど
「、、あのときコロナだったからさぁ、」
って、、、！
コロナ！？
コロナのわけないでしょう。
グレ夫さん、あなたコロナの真っ最中に
病気になったんですけど？
そのころもう息子は結婚して働いてましたがな、、
「えー、、？」
「だってさ、」
、、、以下省略。
ここに付き合わねばのグレちゃんの苦悩を
お察しくださいな。
ところでグレ夫、その膝どうしたの？
「え、、？分からない、、」
膝に大きな青アザが。
右だから痛かったと思うけど覚えてない。
というか、本当は左側の方がケガが多い。
左の肘にもアザができてるし
左脚は膝から下が真っ青。これなにやったの？？
「さぁ？」
(紫蘇の花穂の塩漬け、これっぽっちしかできなかった！)
グレ夫と同じころに
同じ病気になられた方のブログを
ときどき拝見しております。
この方ね、グレ夫と全然違うの、、
もともとその方のほうが
後遺症は多少軽めかなって感じではあったけど
とにかく努力がすごい。
どうしたら動くようになるのかを勉強して
そして毎日訓練、訓練、訓練、、、
努力ができるのがとてもうらやましい。
高次脳機能障害でグレ夫が特にひどいのは
社会的行動障害ってやつなんだけど、
意欲や発動性が低下してるんだよね。
社会的行動障害
(意欲・発動性の低下) 自発的な活動が乏しく運動障害がないのに一日中ベッドから離れないなどの無為な生活を送ります。
(国立障害者リハビリセンターHPより)
まさに！
ベッドからは離れるけど
1日中ソファに座ってTV見てるぞ〜
まぁ記憶障害もあるし、注意障害もあるから
謎のむかし話を始めちゃうし、
あちこちぶつけて傷だらけなわけで、
これはこれですんごい困ってるんだけど
いろんなことに1番影響が出てるのは
この社会的行動障害ってやつかな、、、
社会的行動障害には
(情動コントロールの障害) 最初のいらいらした気分が徐々に過剰な感情的反応や攻撃的行動にエスカレートし、一度始まるとコントロールすることが困難です。
(対人関係の障害) 急な話題転換、相手の発言の復唱、皮肉・諷刺・抽象的な指示対象の認知が困難、さまざまな話題を生み出すことが困難。
(依存的行動) 脳損傷後に人格機能が低下し、退行を示します。この場合には発動性の低下を同時に呈していることが多く、結果として依存的な生活を送ります。
(固執) 遂行機能障害(新しく生じた問題を解決することの困難)がある場合、認知あるいは行動の転換の障害が生じ、従前の行動が再び出現(保続)し、その方法に固着します。
と、こんなことも含まれるんだけど
もー、、グレ夫、全部当てはまってる。
グレ夫のこと知ってるのかしらこれ書いた人！
って感じ、、、
グレ夫の病気がどんなものなのかを
知れば知るほどくらーい気持ちになっちゃう
グレちゃん。
グレ夫の身体障害者手帳は2級1種で
重い方だと思うけれど、それでも
身体の障害より高次脳機能障害の方が
家族の心の負担はずっと大きいと思うんだよね。
TVで高次脳機能障害の特集がやってました。
内容的にはほぼ知識がない人向けのもので
なんてことなかったけれど
番組の途中、出演者が質問したの。
「この病気は完治するんですか？」って。
治んねーよ、とグレちゃん思いました。
そしたら同じく出演してた
慈恵第三病院の先生が答えたんです。
「高次脳機能障害は基本的には回復する、」
「そう信じていただいて良い」
ほんとに？？
「早期発見と適切なリハビリ、社会参加によって」
「徐々に徐々に回復していきます、」
、、、、、。
続ける努力ができないんだってば、
高次脳機能障害のせいで。
どうしたら良いか教えてよ。
早期発見もないんだってば、
これで十分て言われて退院して
あとのフォローも何にもないんだって。
TVで言ってることと
実際のリハビリ病院でやってることの
違いが大きすぎ、、はぁ。
