仲良しの同期から電話が来た

グレ夫はもともと誰とでもよく喋る人で、、

わたしの友人にも愛想がいいので

わりと評判も良かったり。

 

でもこの病気になって

すっかり性格が変わりました。

うるさい!って言うほどだった大声も

小さくなってぼそぼそ喋るように。

 

仕事ばっかりの人だったので

それ以外で付き合いを続けている友だちは

ほとんどいませんでした。

大学時代のヨット部の人くらい。

 

会社の同期の人たちとは

それなりにお付き合いがあったと思いますが

こんなことになって親身に連絡をくれる人は

あんまりいないようで、、、

1人?2人?くらいらしい。

まぁ規模が大きな会社なので

同期で親しかったからって

接点が日常的にあったわけじゃないしね。

連絡を取り合っている僅かな人は

とても良くしてくれるので

それで良いじゃないと思うし、

こんな性格になってるから

こちらから積極的に連絡しないんだもん、

仕方ないよね。

 

いまの職場は7月にいろいろ変更がある予定で

ここにいる同期たちも異動したり

退職したり、辞職したり、と

変わる人たちが多いんですって。

グレ夫も辞職組です。

なのでこの中で1番出世の人が音頭をとって

送別会?懇親会?をすることになったらしい。

ちなみにこの1番出世さん、

昔っからグレ夫が仲良くしてたヤツ。

 

「欠席、って連絡した」

メーリングリスト的なものに返信をしたらしい。

「近況もちょっと書いた」

「だけど、誰もなんとも言ってこない」

あらま、、、

 

1番出世さんは病気になってから

何にも連絡がありません。

わたしは会ったことはないけど、

その人のご家族のこととか、

ご実家のこととかの大変だった話、

いろいろ知ってます。

グレ夫がその人と話すたびに

わたしにも教えてくれてたから。

 

病気後、

この人からなにも言ってこないことを

グレ夫はとっても気にしています。

 

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(この蛍光色の黄色い花、大好きです(脇役)

 

グレ夫が「昨日Tから電話が来た」と。

あれ?その人同期の人だったよね?

「そう」

Tさんもかなり仲良しの人。

送別会のメンバーで、メールを見てくれたらしい。

グレ夫のことがずーっと気になっていたけど、

障害者になったと聞いて

なんと声をかけていいのか分からなかった、

連絡できずにいてごめん、と。

 

「あいつは真面目なヤツで、」

「障害者とは、とか理屈っぽいことを言ってた」

「そんな感じだから、なんて声ををかけようか」

「考え込んじゃってたらしい」

 

良かったねぇグレ夫。

 

連絡はしてこないけど、

年賀状にひと言書いてくれてる人も

たくさんいたのよ。

1番出世の人だって、またいろいろあるのかも

しれない。

同期の中からは本当に偉くなったヤツは

とうとう出なかったって話だしさ、

面白くないこともたくさんあるんじゃないの?

対応が難しい友だち(?)に

連絡を取るのってストレスだしね。

 

Tさん、グレ夫なんかのことで悩んでくれて

申し訳ない。

ありがたいです。

 

そんなグレ夫だけど、

近くに住んでるヨット部の友だちから

「どんな状況?会おうよ」

って年賀状もらってるのにシカトしてるんだよ。

その人の奥さんからもわたしに

心配してるメールもらったりしてるのにさぁ。

「本当に会いたければ電話とかしてくるだろ」

だって!

ナニサマ〜笑。