ボツリヌス療法

N病院からH病院へはしご。

病院のはしごだなんて楽しくないわぁ。

 

主治医が休みでして、

代わりの先生に診ていただきました。

今月のリハビリ内容について説明されたあと、

グレ夫が書類にサイン。毎度のことです。

「サインはしたんですけど、」

始まりましたよグレ夫の文句が〜

違う先生だから言っておこうと

思ったんじゃない?

 

担当のPTが若い男の子に代わって、

これがグレ夫には気に入らない。

確かに前のPTさんはとってもお上手な方だった。

けど、リハビリの内容はチームで決めてるわけで、

担当さんが1人で

やってるわけじゃないんだけどね、

グレ夫にはそれが通じない。

「あいつは立ち座りの練習ばっか20分もやる!」

って文句ばっか言ってる。

立つときに膝が安定しなくて揺れるんだって。

その通りじゃないか、、

理由まで伝えてくれてるのに。

 

まぁとにかく気に入らないもんだから

言葉は選んでるけど、

要するにつまんないって言いつけてるわけ。

言葉選んでるだけマシだけども。

そしてまたもや装具を外したい話が始まった。

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(この日のPTリハビリはいつもと違うことをしました)

(つまんないって言ってるのが聞こえたか!?笑)

 

いつもより早く来たから時間があったのか、

そういう先生なのか、

グレ夫の話をよく聞いてくれて、

「じゃあちょっと歩きを見せてください」

 

診療室の前を何度か往復させたあと、

「やっぱり内反尖足がありますね」

「いま装具を外すのは無理」

そして、この状態でここまで歩けるのは

かなり頑張ったんですね、と。

 

、、、そうなのか。

確かに装具を外すと

膝から下が緩やかに内側へカーブしていて

足裏も内側へ向いて指も曲がってる。

 

「もっと上を目指すなら、」

「ボツリヌス療法というのがあります」

 

麻痺が残って痙縮拘縮がある方はボツリヌスって

よくご存知なんでしょうが、

わたしはあんまりよく分からない。

過度に緊張している筋肉にボツリヌス菌

注射して、

柔らかくする感じ?

 

「足の裏全体が地面に着くようになります」

「もっと安定した歩行になる」

 

グレ夫

「また入院します?」「痛いですか?」

笑笑。

「注射なのでそれなりに痛いですけどね笑」

と先生。

「でも考えてみてもいいかもしれせん」

 

毎週1回、この病院で予約を取ってるそうです。

 

わたしのイメージでは

拘縮しちゃった人がやる治療、って

感じだったので

グレ夫がやるとは思っていませんでした。

「主治医を交えてまた相談しましょう」

とのこと。

 

違う先生に診てもらうと

新しいこと言われたりするもんだなぁ。

何か良くなるのならいろんなことやってみたい。

 

、、、グレ夫もそうだと思う。