進化してるグレ夫

前にできていたことを

再びできるようになることが

進化と言っていいのか?ですけどね。

 

ひとりの時に訪問看護を受けているので

来客対応は一応OKなのですが、

宅配便が来ても出ないし、

知らない人とやり取りするなんてこと皆無。

電話にでさえ出ません。

 

なんか記憶がね、、

あやふやだったりするんで

任せてしまうと不安だったりするわけです。

なに言ってんだかよく分かんねぇ、とか言うし。

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(秋のバラの季節が来ましたね)

 

自宅の警備の機器が古くなっていて

グレ夫が入院中から

Alsokが工事をしたい、と連絡を寄越してました。

だけど私で判断できる金額じゃなかったので

延ばし延ばしにしていたんですよね。

 

この家を建てるとき

グレ夫は単身赴任が決まっていて、

中学生と小学生の子どもと私の3人で

社宅に置いて行かれるのが嫌で、

近くに自宅を建てることを決めてくれました。

自分住まないのにね。

(だって社宅ってクソ面倒なんですよ)

(掃除当番とか草刈りとか見回り当番とかとかとか)

 

単身赴任は初めてで、

戸建てに住むのも初めてで、

ちょっとした訳もあって、

(ちょっとした、、じゃないんだけどね笑)

不安を解消するべくAlsokに加入したのです。

 

3人暮らしに慣れない頃は

ほんとに警備が頼りになりました。

夜がこわくて眠れない日もありましたが、

警備があるから、、、と安心できましたね。

 

あれからはや20年弱。

そのAlsokの機器を交換することにしたわけです。

 

最初の、見積もりをもらおうとか

説明を受けよう、とかは

私のいる日に来てもらったんですが、

私聞いててもなんもわかんない。

回線がどうとか、そんな話って苦手。

 

そしたら

「おまえが留守でもオレが進めちゃっていい?」

とグレ夫が。

「休みを待ってるとなかなか進まないから」

そーゆーの、元々グレ夫担当だったんだもんね、

でも大丈夫かなぁ。

 

私の心配をよそに、見積もり見て電話をして、

金額交渉もして、

工事の種類や方法も、

私の留守中にテストに来てもらうことも、

ひとりで決めました。

 

当日は普通にインターフォンを操作して、

鍵を開けて中に入ってもらい、

テストの立ち合いも無事終了。

あとは工事日を決めるだけになっていました。

工事日はおまえと相談したほうが

いいだろうと思って、と。

うん、そうですね。

 

テストの立ち合いが無事済んだら

調子に乗ったのか、

同じ日に来る生協の牛乳、

いつも居留守してるんですけど、

(留守だと保冷して置いといてくれるんで)

これもちゃんと応対して、牛乳受け取って、

冷蔵庫にも入れておいてくれてました。

空きパックの返却までしてありました。

 

1つできるようになって自信がつくと、

似たようなことはどんどんやってみよう

という気になるようです。

 

今までは牛乳の受け取りは重いから無理かも、

玄関は段差もあるし、

冷蔵庫開けて、入れて、ってのも無理かな、

って言っていたのにね。

 

私が帰宅した時は

電話で誰かと話してました。

そうだ、会社の同期の人と

電話するんだって言ってたっけ。

 

夕飯の支度しながら聞いていると

友だちの家庭問題についてのあれやこれや、

退職する友だちのあれやこれやについて

フツーの人みたいにしゃべってる、、、

しかもテレビ電話なんかしてる、、、

 

フツーじゃん!!!

 

前に電話してるのを聞いていた時は

無言の時間があったりして

ハラハラする時もあったんだけど、

なんか普通になってる。

 

ここのところの進歩には

驚いてばかり。

急にいろいろできるようになったのか、

私が気づいていなかっただけなのか、

 

発症してからの6ヶ月は回復期で、

そのあとは維持期、なんて言われたけど

そんなことはないね、

どんどん進化してます。

寝たきりから歩くまで、と比べたら

確かにゆっくりなのかも知れないけど

頭の回転はどんどん早くなってる気がする。

 

がんばれ!

もっと進化するのだグレ夫!